■ワゴンRスロープ 車いす固定ワイヤー修理
修理車両:スズキ ワゴンRスロープ CBA-MH21S改
【症状】
車いすを固定する為のワイヤーが断線しかかっており、変な癖がついている状態で、
交換が必要な事例です。
【交換作業】
フロアカーペットをめくると、車いす固定装置が収納されている鉄板がありますので、
分解します。
このタイプは、ワイヤー左右にフックが付いている、1本タイプですので、モーターを外し、
ローラーをひとつづつ取り外しながら、ワイヤーを交換します。
組付けの際には、可動部分にグリースアップを施し、動きを確認しながら、作業します。
併せて、砂やごみを清掃します。
錆が出ている部分には、防錆剤を塗布します。
【作業写真】
当社では、さまざまな内容で入庫した車両でも福祉装置をサービスで簡単な点検は行っております。
この車両はオイル交換で入庫した車両で、固定装置の不具合が発覚しました。
福祉車両は通常、車検の際でも、装置の点検は行っていないことがほとんどです。
その為、突然の故障や事故につながることもあります。
当社では、「送迎業務を止めない」をモットーに様々なサービスを行っておりますので、福祉装置に関する
ことはお気軽にご相談ください。